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ミュージシャンで占い師でタクシードライバーの私が好きなことを語るブログです。好きなものと楽しいことに囲まれて生きていたいよね。

浅香唯40周年記念コンサートに行ってきた!

わたくしちょっと今までの人生でエネルギーを無駄遣いしすぎていたな…と考える機会がありまして、

40歳になった今年2025年は、試しにいろいろなことをやめてみよう、そして人生に余白を作ってみようと考えているのです。

 

だから好きなミュージシャンのライブを見に行くこともやめてみようかと思っています。

今日このライブは前々からチケット取ってあったんで来ましたけどね。最前列取れちゃったしね。

 

開演前の最前列ビューです

 

開演前なら撮影OKでした!

 

40歳になって体力がなくなってきた体には、

今日暑いし、人混みきついし、なんで土曜日の歌舞伎町なんかでやるんだよう、後ろに並んでるおじさん声でかくてうるさいし、客席せまいし…。

と、ひとり心の中でぼやきながら最前列に座りまして。

あー、やっぱりライブは来るのもしんどいな。これはやっぱりしばらくやめとこうかなあ…。と考えておりました。

 

開演時間ほぼぴったりにカッコいいSEが流れ出して、

バンドメンバーさんたちが出てきて、

続いて浅香唯さんもかわいい衣装で登場して、

 

デビュー曲「夏少女」が始まって、隣の人と一緒に立ち上がって、唯さんが歌いだした瞬間に、

来てよかった!!!」と思いました。

音楽の力ってすごいよね。ほんとに。

 

唯さんは今日、2025年6月21日でちょうどデビュー40周年です。

私は今年で生誕40周年なので、

浅香唯さんの(芸能人としての)人生と、私の人間としての人生、ほぼ同じ長さを生きてきたことになります。

 

そんな大切なライブの最初の曲が、ちょうど40年前の曲「夏少女」

そりゃいろいろ考えちゃうよね。

唯さんがこの40年、芸能界で生きていく間に、本当にいろいろあったのでしょう。

私もこの40年、本当にいろいろありました。そんなことを考えちゃうよね。

高校のころ好きだった人と去年一緒にタクシーに乗って帰ったこととかね。

 

今日は私が唯さんのファンになった日から12周年でもあります。

2013年6月21日でした。旦那さんでドラマーの西川貴博さんのバースデーライブを観に行ったのよ。

いつもの浅香唯バンドのキーボーディストさんがお休みで、かわりにface to aceの本田海月さんが弾くというので、それを見たくて行ったんです。

そしたら唯さんのアイドルオーラに一瞬で夢中になっちゃってさ。

そんで、素敵なミュージシャンの皆さんに囲まれている西川さんの笑顔にも夢中になっちゃってさ。

それでドラムを習いに行ったのよ。

28歳、まさか自分がドラムをやるなんて思ってなかった。あの日で私の人生は変わったのでした。そんなこともいろいろ考えちゃうよね。

40歳、もうドラムも習うのやめちゃったしね。

(必要なことがあればまた習いに行くつもりではおります。そのときはよろしくお願いします←西川さんへ)

 

今日は西川さんも唯さんも英子さんもよく見える席でした!

追加公演あるからあんまりセットリスト言っちゃだめですかね?

最初の曲「夏少女」の後に、少ししゃべってから3曲続けたんだけど、

その3曲目がね、しっとりした曲なんだけどドラムが実は難しいことやってるんですよ。

そのあたりからドラムばっかり見てしまいました。そんでちょっと視線ずらせば唯さんが見えるんだからラッキーな席だった(≧▽≦)

 

曲名書くのはやめときますけど、某しっとりした曲も聴けました。

あれは私が初めて唯さんを見たあのライブの時にやってた曲。

あのときの選曲は西川さんで、

「海月っちに弾いてもらうから一番似合いそうな曲」という理由で選曲なさったと聞いたように思います。

私の人生変わったあの日の曲が聴けました。

イントロのシンセの音が海月っちにほんとに似合いすぎてて、もしかしたら海月さん、このライブのために唯さんに書き下ろしたのかな…!?と思ってしまうほどでした。

あのライブの映像残ってないのかなー。見たいなー。

 

そして今日のライブのハイライトはなんと!!

唯さんがドラムを叩くこと!!

 

簡単な曲をやるんだろうと思ってましたけど、

わりと難しめのあの曲を歌いながら叩く唯さん。かっこよかったー!!

めちゃくちゃ緊張してるとおっしゃったけど、そんなこと微塵も感じさせない堂々とした演奏でした。

西川さんにドラムを習うとアレとアレをやらされるんだけど、浅香唯にもそれやらせるんだと思いました。かっこよかったー!!

 

きっちり演奏し終えたあとに唯さん、

「50歳でライザップをやった。55歳でドラムをやりきった。大人になると挑戦することがなくなるから、どんどん挑戦していかなきゃなと思ってる。50代まだまだ伸びしろあるよね!」と。

今の私と逆だな…。

私は今までいろんなことに挑戦して、どれも中途半端だった人生でした。

40歳でいろんなことをやめてみようと思ってる私と、56歳でいろいろ挑戦したいと思っている唯さん。

私も50歳になったらライザップに挑戦するような人生になってるかなあ。そのとき唯さんは15年ぶん私より先を行ってるんだなあ。

おたがいどうなってるのか楽しみですね。

 

それと!

通路に飾ってあって自由に撮影もOKだったんだけど、

 

あの真っ赤なステレオ!

 

本物です!!

 

浅香唯さんは15歳のころ、この真っ赤なステレオが欲しい一心で雑誌のオーディションを受けに行ったのです。みごと合格してこれもらって大満足して帰ったんだそうです。だから芸能界デビューするつもりなんかなかったんだって。

今では家の押し入れに大切にしまってあるそうです。

「こういうときだけ『出番だよー!』って呼んでくるの。『はーい!』って出てくるの。今日は久しぶりにたくさんの人に見られて緊張してると思います」

と、ステレオを擬人化して話す唯さん。

本当に大切にしてるんだなー。人生を変えた大切なステレオだもんね。

 

そのまま唯さんはデビューの時の話を続けます。

「親と縁を切る!ってつもりで東京に出てきたけど、自分も親になって初めてわかった。15歳の子をひとりで東京に出すなんて。どれだけ親不孝したんだろうって」

そしてなんと今日は客席にご両親を呼んだんだそうです!

ご両親お元気で、2階の関係者席から私たちに向かって手を振ってくれました。

唯さん、ご両親に向かって頭を下げます。

「私を自由にさせてくれて、ありがとうございました」

そりゃもういろんな思いを込めて拍手するよね!!

 

そこからは元気でノリノリな曲ばっかり続いて、私たちも客席でノリノリで大盛り上がりでした。

「いいライブはセクシーなのか」という仮説を今日も検証してみたけど、

唯さんのセクシーさはとてもヘルシーだよね!

ベッドで二人きりでしっぽりみたいなセクシーさじゃなくて、夏の海でちょっとカゲキな水着を着て笑っている、あのヒロインには誰も触れないみたいなセクシーさだよね。

あとC-Girlみたいな名曲はもう大恋愛だよね!!

 

あっ、でも

西川さんがドラム叩きながらメガネを上げるしぐさはセクシーだったな…(何度か見れた)

 

そのほかにも覚えていることをいくつか書いておきますと、

 

・感極まったのか単に忘れちゃったのかわからないけど、歌いだしに入れなかった唯さん。すかさずファンのみなさんが代わりに歌いだす! あれ愛を感じて良かったなー。

 

・歌詞を間違えちゃった言い訳をする唯さん「大切なことは2回言います! 1番であろうと2番を歌います! 大切だから強調したんだなと思ってください」

 

・何の曲だったかなあ、西川さんの手数がえらい多くてイケイケでバリバリだった。すげーと思ったその直後に唯さんが西川さんを見て笑う、隣でベースの吉岡さんもニヤッとしてる。あれアドリブだったのかな?

 

・唯さん「みんな聞こえる?私のドキドキの音が!」

すかさず聞こえてくる唯さんの心臓の音、ではなくて西川さんがバスドラムを心臓っぽく叩く音。

唯さん「そんなにゆっくりなの!?平常心みたい!」

 

・アンコールの時に西川さん出てきて、客席に向かって手を振ったあと、

唯さんのご両親に向かう時だけとても畏まって深々と頭を下げた

 

・今日がお誕生日の西川さん。お客さんから「おめでとー!何かひとこと!」言われて

「今日はありがとうございます。僕の誕生日を祝いに来てくださ」

唯さんすかさず「ちがうちがう!」

 

・中山美穂さんも今日この日に40周年だそうです。美穂さんのデビュー曲を振り付けも完コピして歌う唯さん素敵だった! 美穂さんどこかで見てくれてると思います

 

最後の曲で唯さんが目を合わせてくれたのうれしかった!

最前列だからさすがに本当に目が合ったんだと思うんですよ(思うだけなら自由)

「あ、前にドラム発表会で私の曲を歌いながら叩いてた人だ」って思ってくれてたらいいな(≧▽≦)

あと西川さんは私に気づいてくれて、

私にしかわからないように合図してくれたよ!(思うだけなら自由)

 

さて…

いろいろやめてみる2025年。唯さんの年末のライブにも行くのやめようかな…と考えておりましたが、

唯さん「これからもついてきてねー!」

私たち「イェーイ!!」

って言っちゃったんで行くしかないですね。

 

唯さん「私もいっぱい苦しんだ、いっぱい悩んだ。もしみんなが悩んで苦しいことがあったら、そのときは私を思い出してね。あいつも頑張ってるんだなって。そしたらつながってる感じするじゃん」

そういうことを言えるのは80年代を駆け抜けてきたあなただけだと思いますが、

私も誰かにとってのイイ女でいたいので、唯さんの背中をまだ追っかけていたいと思います。