face to aceの音楽に出会うために私は生まれてきた、
と思ってました。8年くらい前までは。
そのころは毎月のようにライブ行ってました。行かないと死ぬと思ってた。
今日は久しぶりに、一昨年のクリスマスライブ以来かな、
face to aceのバンドバージョンのライブを観に行ってきました!

レキシを好きになったらface to aceのライブにはあんまり行かなくなったな…
でも、この人たちの音楽にはやっぱり安心感があります。
とくにリズム隊のお二人の息ピッタリな安心感!
ドラム西川貴博さん・ベースYANZさんです。
ライブの序盤では、この心地いいサウンドに包まれて安心しつつ、
レキシの池田さんが恋しくなったりもしました。
だってあの人、サビで手を左右に振る曲のときに、
サビのちょっと前から自分で手を振って、
私たちが左右を迷わないように示してくれるんですよ!
そんな池田さんのサービス精神を恋しく思いながら客席で手を振っているときに、
face to aceの本田海月さんってば、
巨大な扇子を持ってきてそれを振って、
「さっきこれを振ろうとして手首を痛めてしまいました」とか言うんですよ!
……これはこれで好き!!!
曲は5thシングルの「ノンフィクション」でした。
私がface to aceを好きになったきっかけの曲です。
何かの深夜番組のテーマソングで、1分ほど流れてたんだけど、
この曲が恋しくて恋しくて何度も何度も巻き戻しして聴いたなあ。
そう、テープを巻き戻しする時代だったんですよ。私もまだなんにもわかってない子供でした。
face to aceの紡ぐ音楽のことをもっともっと知りたくて、早く大人になりたいと切望していたんでした。
あれから20年以上経ったけど、まだ皆さんこんなに元気にステージの上で大暴れしていらっしゃるなんて。
最高ですね。
face to aceのライブは映画みたいだな…と気がついたのは、たしか10年くらい前のことだったでしょうか。
カッコいい音楽をやるミュージシャンっていっぱいいるんだけどさ、
face to aceみたいに風景を、映像を、ドラマティックに見せてくれるミュージシャンって、
私はそんなに見たことがないですね。
だから夢中になっちゃうんだな、とそのとき気がつきました。
いい映画って観るたびに感想が変わるじゃないですか。
face to aceも毎回いろんな景色を見せてくれます。
「無垢の夏」という曲はface to aceの中で3番目くらいに好きなんですけど、
公式の音源がネットにないのでカバーされたやつを載せておきますね。
このバンドさん知り合いなんだけど完成度高いです。
夏のライブに来たのは久しぶりなので、今日は久しぶりにこの曲を聴けました。
夏の思い出を聴きながら、昨年末の同窓会のことを思い出していました。
高校のころちょっと好きだった人と久しぶりに会えたこと。
あのころは恥ずかしくて全然話せなかったけど、20年経ったら一緒にタクシーに乗って帰れたこと。いろいろな話ができたこと。
そんなことをこの曲を聴きながら思い出して胸がギュッとなりました。
face to aceのライブにはそんな力があります。
そのあと、海月さんが話し始めたのが、
秋の季語に「秋蛍」というのがあるそうです。
夏のホタルとは違って、季節を外れてしまって弱弱しい光を放つホタルの物寂しい情景のこと。
8月終わり、まだ昼間は40度近いけど、夜になると秋の虫たちがリンリンコロコロと鳴き始めます。
そんな話のあとに始まったのが「蛍の海で」という曲でした。
そこからの数曲のドラマティックなこと…
私のような凡人が文字に起こすのは難しいので、これはぜひ体感してもらいたいところです。
ねえ海月さん、今日バンドで初披露だったというこの新曲、YouTubeにデモを上げていらしたのを見逃していて今日初めて聴いたんですけど、
これ私に向けたメッセージソングですか?
ライブ来なくなっちゃってもいつでも待ってるっていう私へのメッセージですか?
……そんなことを考えちゃうのが良い映画ですよね。
そんなドラマティックな時間が終わったら、ACEさんが声を張り上げます。
「夏祭り最終日ぶちかますぞー!」
すかさずバンドのメンバーが、ジャーーーン!!と。
その頼もしいサウンドにワクワクしていたらもうあとは何も考えられなくなったよね!
アンコールも終わって最後の曲は、
face to aceの中で3番目くらいに好きな曲「風と貝がら」でした。
この曲がどれだけいいかも私みたいな凡人には言い表せません。よかったらCD買って聴いてみてください。
私と夫が歌ってるカバーバージョンだけ置いときますね、よかったらぜひ。アレンジはガラッと変えてあります。
(ってかこれカホンへたくそで恥ずかしいな、また今度のライブでやって撮って上げ直そう)
face to aceの音楽に出会うために私は生まれてきた、
なんて、大人になった今ではもうそんなこと思いませんけど、
face to aceの音楽に出会えて本当に良かった、
とは、間違いなく思えます。
こんなにいい映画を見せてくれる人になかなか会えないよ。
まだまだお元気で待っていてほしいものです。手首お大事にしてください。