レキシで最推しはナマハ源内さんです。
ファンクラブ限定ラジオで私の名前をクアアイナと呼ばれたあの日に恋に落ちました。
(もう一緒にやってはらへんけど、『レキシネームはナマハ源内』というプロフィールはそのままなのはどういうことかな、ってずっと考えてる)
それで今日はレキシのサポートメンバーのお二人が対バンで同時に見れるおトクなライブ、ということで
オシャレな街・南青山のMANDALAに行ってきました!
前回ここに来たとき『いいライブはセクシー』という仮説を立てました。
今日の私の目標は、その仮説をさらに検証することでもありました。
結論からいうと
『うーん、やっぱりいいライブといいセックスは同じやん』でした。
というか前からそう思ってる。
その話を、終演後に何人かの出演者さんに話したところ、
笑いながらご自身の経験を話してくださる方、ドン引きして言葉を失ってしまった方、ドン引きしたあと戻ってきて深いところまで付き合ってくださった方、前のめりで食いついてくださった方など反応は様々でした。
「えっ!なにそれ!」と食いついてくださった宮坂さん、ご本心でしょうか、それともn umaさんがドン引いて言葉を失ってしまったことにフォローしてくださったのでしょうか。どちらにしてもありがとうございます。もしご本心なら今度お話しさせてください。
なのでこのブログにもどこまで本心で書いていいのかな…と迷っておりますが、
まあ探り探りでやっていこうかと思います。
それではライブの感想いきますね!
杉瀬陽子さん+田中佑司さん
杉瀬さんのライブは前にも見たことがあって、
歌も良いし、しゃべりもおもろい方やなーと思ってたんでした。
今日もとても気持ち良い歌を聞かせてもらいました!
まるで不感風呂に入ってるみたいに、リラックスして心地よく聴くことができました。
でも、今日のテーマはセクシーを検証すること。
杉瀬さんは女性なので、私にはあんまりセクシーは感じられませんでした。ほとんどの場合セクシーは異性に感じるものやからね(セクシャルマジョリティの場合)
杉瀬さんの心地いい歌と、田中さんの軽やかでドラマティックなピアノを聴いてるあいだ、
「いいライブとはマドラーなのか?」と考えてました。
マドラーって飲み物を混ぜるやつね。
不感風呂に入ってるみたいにリラックスしながら、
その透明なお湯がかき混ぜられて、底のほうからグルグル回されて、
沈んでいたものが浮かび上がってきてしまう。
私の中の隠していた汚いもの、見たくないものが出てきてしまう。
いいライブとは自分と向き合うために使うものなのかな…と思いました。
そこまで行くのは怖くてできなかった。
だからまたお湯の底に沈めました。最後のセッションの時にまた出てきて泣いちゃったけどね。
でも、ピアノの田中さんはちょっとセクシーだと感じたな。
この方は見た目はふつうのお兄さんで!
電車とか乗っててこの方を見かけたら、こんなにカッコいいピアノを弾く人だなんて絶対思わないです。
セクシーとはギャップなのか?と思いましたね。
n uma & the unknown creatures
このバンドが出てきて曲が始まったとたん、
ああ、やっぱりこのバンドはセクシーだ!!と思いました。
見た目もそうだし音もそう。このバンドは3人ともセクシーなんです。
ボーカルの伸びやかな甘い声、不思議なギターを弾く細やかな指づかい、
コントラバスのグルービーに跳ねる音、それを操る身体の動き、
ドラムスティックのしなやかさ、それを操る表情、
どれを見てもとても美しくてセクシーなんです。
そんな人たちから奏でられる音楽は、まるで好きな人とベッドにいるみたいにときめきます。
好きな人に背中を撫でられているみたいに心地いいです。
やっぱりセクシーとはギャップなのかもしれないな。
ボーカルのn umaさんって個性的な見た目をしていらして、たぶん街で道とかあんまり聞かれないタイプの方だと思うんですけど、
そんな方があんな伸びやかで甘い声で歌うんだ、ってそこで1回ときめいたもんなあ…。
オカルティックな話をめちゃくちゃ楽しそうにされる笑顔にもときめいたもんなあ…。
何だったかなあ、n umaさんが怖い話を始めようとされたときに、
思わず「やだー!」と言った私の声を拾ってくださったのか、
「イヤでしょ? ここに来たアンタらが悪いんだよ」
……エロいよ!!エロいよその台詞は!!
あと、フロアタムとスプラッシュシンバルがエロいという話も、
ドラムさんと終演後に話すことができました。
「フロアタムのように表と裏に深みのある女性はセクシー」とのこと。
なるほど。これから意識しようと思います。
渡和久さん
この方はまた違ったセクシーを見せてくれました!
お客さんを巻き込んで盛り上げるのがとても上手いんだよね、この方は。
イジるとか会話するとかじゃなくてさ、ライブの中に巻き込むのが上手いんですよ。
それはぜひ体感してもらいたいです。
たとえば、何かの曲でお客さんが手拍子しながら聴いてるんだけど、
その手拍子がだんだんズレちゃったときに、渡さん気づいたみたいで、
わざと4分音符を強く弾いて合図したんだよね。(たぶんわざとだと思う)
それでお客さんも手拍子を戻せたんだよね。
それで曲が終わったあとに
「手拍子がだんだんズレるのでヒヤヒヤしました!」
(お客さん笑う)
「でもすぐに戻す力量。みなさんの技はさすがです!」
いや、あなたが合図したから戻せたんだよー!
お客さんを立てつつ盛り上げるあなたの力量はさすがだよー!
この盛り上げ方は、セクシーにいうなら前戯のうまい人だな…と思いました。
こうやってゆっくりと気持ちを昂らせておいて、
盛り上がる曲で一気に高めて、絶頂に持ち込む。
こんな見事な流れを一人で作れるなんてさすがです。
「コールアンドレスポンスお願いします。『エクスタシー』とは日本語でいうと『絶頂』でございます。エクスタシー!イェーイェー!なんて言える機会は人生でそうそうないかと思います」
あなたにさっきから何回も絶頂させられてるのよー!!
(それとこれで思い出したんですけど、聖飢魔Ⅱのミサに行けば『まんこう!』と叫べます。リンゴの品種の名前です。あれもなかなか楽しいもんです)
渡さんは見た目がセクシーというよりも、
技術とサービスを売ってる職業セクシー屋さん
という感じだったな…。
最後に全員でのセッション
n umaさんは人の話を引き出すのがとてもお上手です。(これもセクシーだと思う)
杉瀬さんのおじいさんに関する怖イイ話と、渡さんの宇宙人にマイクロチップを埋め込まれた話のあと、
渡さんのピアノから始まったのがこの名曲です。
セッションあるならこれが聴けるかな、聴きたいよな、聴きたい!と心待ちにしておりました。
ピアノが始まって二拍目くらいでもう絶頂したよね。
さっきも書いたようにまたいろいろかき回されて泣いてしまったんですけど、
あとで渡さんご本人に向かって
「好きなだけ泣いて下さいって言うから泣いたやないですか!!」って伝えることができました。
これが今日一番のハイライトかもです。
(あとn umaさん、渡さんのことを元気出せ!遣唐使と紹介されましたよね、どういうことですか?とずっと考えている)
さて私はこれからもライブに行くのか?
昨日こんなことを書きました。
ライブを観に行くのは当分の間やめとこうかなあ、と。
今日のライブ見たらどんな気持ちになるのかなあ…と、それが今日もうひとつのテーマでした。
結論はまだ出ていません。
けど、今日はすごく楽しかったのは確かです。
しんどかった(いい意味で)のも確かだけど、楽しさのほうが強かった。
これを当分のあいだ手放してしまうのは、ちょっともったいないな、と思いました。
セクシー=人間の根本的な部分であり必要不可欠なものだから、
これを手放してしまっては、人間らしい生活が難しくなってしまうのかなあ、とも。
結論はまだ出さなくてもいいのかなあ…レキシ行ってから考えようかなあ。
とりあえず、このバンドの次のライブはまた観に行くと思います。