科学や哲学の難しいことを、とてもわかりやすくおもしろく書いてくださっている、
「飲茶」さんという方がいらっしゃるんですけど、
(どこでもドアを科学的に書いたホラー作品が有名みたいです)
この方が作家になったきっかけをnoteに書いていらっしゃいました。
匿名の掲示板でからかわれつつ、
「作家になれ」と言ってくれる人がたくさんいて、
それで本格的に執筆したら出版社から声がかかったんだそうです。
上記リンクの記事には
「案外、人は自分の才能になかなか気づけない。」
と書いてあります。
これを読んでふと思い出したのが…
私も昔、たくさんの人から「小説家になればいいのに」と言われていた頃があったのでした。
小学校〜高校時代くらいかな。小説のようなものを好き勝手に書きなぐっていた頃です。
それに対する私の答えは決まってました。
「無理! 長編は書けないし、自分の好きなことしか書けない。仕事にするなんて無理」
飲茶さんは匿名掲示板の人たちに自分の才能を教えてもらったみたいだけど…
私はずっと「私には無理なのにみんなわかってない」と全部はねのけていました。
もし、あの頃に
「みんなそう言うから私には小説家になれる才能があるのかもしれない」
と思っていたら…。
まあ、あの頃の私にはできなかったでしょうけどね。
ひねくれてたからね。
それに私は直感で生きていくタイプの人間なので、すぐ飽きてたかもしれないけどね。
飲茶さんを含め、有名になったり成功したりする人たちは、
その分野での才能があるのはもちろんのこと、
「人の言葉を素直に聞く才能」
も持ち合わせているんだろうな、と思います。
40歳、まだまだ人生は長い。
人の言葉を素直に聞く才能はなかったけど、
これからは努力でそれを身につけていこう。
と改めて決めたのでした。