きのうGACKTさんがオールナイトニッポンクロスやってて、
よっしゃー仕事の合間に聴こう!と思っていたら、
第一声の「GACKTのオールナイトニッポンクロス」というコールの声がセクシーすぎて汗が噴き出してきちゃったんで、
そのままコインパーキングに車止めて一時間しっかり聴きました。
このラジオの終盤でGACKTさん、
「時間は限られている。大人になるほど時間は少なくなる。だから好きなことをやれ。そして一生懸命やらなきゃダメだ」
というようなことを仰っていました。
(細かいニュアンスは違うかもしれません、ごめんね)
この「一生懸命やらなきゃダメだ」という部分、
これを言えるのがGACKTさんの魅力であり、ファンの方々もそこに感銘を受けてるみたいだけど…
「一生懸命やる」
≒「イヤなことでも我慢して必死でやる」
というふうに思ってる人って多いような気がします。
だから、
「一生懸命やらなきゃダメだ。でも私には我慢して必死でやることはできない。だから凡人のままなんだ」
って思ってる人、もしかしたら多いんじゃないかな…。
思ってはいなくても、無意識の刷り込みでそう考えている人が多いような気がします。
気がしますって根拠はないんだけど、私がそうだったから。
我慢して必死でやらなきゃダメだ、それができないから凡人なんだと思って一生を終えるところでした。危なかった。
そうじゃないと気づいたのは、信頼しているカウンセラーさんに仕事のついての相談をしたときです。
このカウンセラーさんと話して気がついたことは…
自分が好きなこと、やりたいこと、
「他の人にはできないけど自分には何故かできてしまう」ということを見つけて、それに力を入れてやる。
そうすれば人生が楽しくなる。
「自分には何故かできてしまう」ことって、
難なくできてしまうものだから、誰にでもできることだと思いがちなんだけど、
それって自分だけの才能なんですよね。
そこに「好き」をうまく重ねて、なんなら仕事にできたら最高だよね。
努力する=我慢する、ではないんですよ。
我慢しないといけないと思ってる人って多いんじゃないかなと思います。
ちょっと話が難しいんで、たとえ話をさせてください…
野球が好きな少年が二人いたとして、
二人とも毎日100回の素振りをしてるとするじゃないですか。
Aくん「野球選手になりたいから、素振りを毎日やらなきゃ。ほんとはやりたくないんだけど…。選手になるためには努力しなきゃいけないから」
Bくん「バット大好き!この重みもいいし、振ったときに風を感じるのもいい。ボールが当たってカキーンって音がするの最高!野球選手になれば毎日バットを振れるんだ。だから努力しよう!」
Bくんのほうがうまくなる気がしませんか?
たぶんGACKTさんの「一生懸命やらなきゃダメだ」というのは、
このBくんのことを言ってるように思います。
目標のためならつらいときも必死で乗り越えなきゃダメだ、
みたいなこともGACKTさんおっしゃるけど…
Aくん「今日は風邪をひいてしんどいから素振りしたくない。でもやらなきゃダメだ、風邪だからって休んでいてはダメだ」
ってことじゃなくて、
Bくん「今日は雨が降ってるから素振りやりたくないな。でもやらなきゃダメだ。どうやったらやりたくなるかな…。そうだ!雨に濡れたバットの音を録音してみよう!そうすれば楽しくやれるぞ」
っていうことなんじゃないかな、と思います。
風邪ひいたときはしっかり休むのも「一生懸命やる」のうちなのよ。
(Bくんがどんどん変態みたいになっているけど)
「一生懸命やる」というのは「好きなこと・やりたいことに向かって進む」ということで、
「そのために我慢しなくてはいけない」では決してない。
私もそれに気がついたのは最近なので、
Bくんのような本当にやりたいことをまだ見つけられていません。
早く見つけたいなー。
そして一生懸命やりたいなー。
このGACKTさんの話は、リスナーさんからの転職相談からでした。
「今の仕事は自由度が高くて社内関係もいい。でもお給料が安いのだけがつらい。転職するほうがいい?」というお話でした。
GACKTさんは
「自由度が高くて社内環境がいい。それってラクなんじゃないの?そりゃお給料も安いよね」と。
「お給料の高い仕事は、責任がある。自由なんかない。そしてギスギスするから社内環境がいいわけがない」と。
私「タクシーの仕事は自由度が高くて社内環境いいよ。責任もあってお給料高いよ」
と思いましたけど、まあ、ここでGACKTさんのおっしゃる責任というのはまた別の話なのでしょう。
お客様の命を預かる責任というわけではなくて。人を雇って大きなプロジェクトをやる責任みたいなことでしょう。そういう人はお給料が高いと。
でも、何がラクな仕事かっていうのは、
人によって違うと思うんですよね。
私のように、車を運転してお客様を快適にお送りする仕事がラクだという人もいれば、
人を雇って大きなプロジェクトをやる仕事がラクだっていう人もいるでしょう。
ラク=手抜きをするということではないよ。
何が向いているか、という話。向いていることをやるなら、向いていないことをやるより遥かにラクでしょう。そりゃ日々の中でつらいことはあるにしてもね。
自分にとってラクな仕事、向いている仕事をやって、
それで高いお給料をもらえたらいいよねえ。
なかなかそのすべてをかなえることは難しいかもしれないけどさ。
私としてはタクシーをおすすめします、
というところで、このとっちらかった話を締めたいと思います。