ねえちょっと今日は運命的だったんですけど聞いてくれます?
かかりつけの病院にインフルエンザのワクチンを打ってもらいに行って、
その病院は駐車場あるから車で行きたいんだけど、
いつも混んでるから入れないといけないと思って、今日はバイクで行ったんです。
その帰りに浅香唯さんのファンクラブの会費を払おうと思っていつもの郵便局に行ったら、
ATMが壊れていて、近くの他の郵便局を案内されたんです。
その郵便局は駐車場ないから、車だったら行けなかったんだけどバイクなので行けました。
その郵便局の近くに、
そういえば敷島神社があったな、久しぶりにお参りに行こうかな、
と、なんとなく思い立って行ったんです。
そしたら!
今日は田子山富士塚が開いていて登れる日でした!!
ラッキーじゃない!?

朝は曇ってたんだけど、登り始めたころから青空が見えてきました。
ラッキーじゃない!


受付のおじさま「初めてですか?」
私「2回目です、たしかけっこう前に」
おじさま「かなり険しいんで気をつけてくださいね」
数年前に夫と来たときは、けっこう危なくて手を引いてもらったくらいでした。
一人で登るのちょっと怖いけど、年配のおばさまも一人で登っていらっしゃるから大丈夫なはず…。



さっきから写真とともに見どころを書いているけど、
実は、これを撮っているときはそれどころじゃありませんでした。
あとからパンフレットを見て書いているだけです。
見どころを見ている余裕なんてなかった。
だって道がけっこう険しいんだもの…。


高さはそれほどないし、険しいけどすぐに登り切れました。
頂上には係のおばさまがいらして、
「うっすら富士山が見えますよ、ほら」と!
おばさまと一緒に富士山の写真を撮ろうと試みたんですけど…


肉眼で見るともうちょっとはっきり見えたんだけどなー。
けっこう大きく見えるもんですね。
あとから来たおばさまも「こんなにしっかり見えるんですね!」と喜んでいらっしゃいました。

頂上の祠にもお参りして、早々に下山することにしました。
ここからの眺めも良かったんだけど写真撮り忘れました、富士山に夢中だったからさー。
まだ見たことない方はぜひその目で見てみてください!

降りきって満足していると、受付のおじさまが
「獅子の親子見ました?」と声をかけてくれました。
なんですかそれ見逃しました!
おじさまが連れて行って見せてくれたのがこちらです。

ここは木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)という子育ての神様がいらっしゃるので、あちこちに親子がいるんだそうです。
猿の親子も見せてもらいました。
あとからパンフレットをもらって、見どころがこの他にもいっぱいあるのを知りました。
知らないとなかなかわからないよねえ。
ここにもいろいろ書いてあるから見てくださいな!
江戸時代に富士信仰が広まって、富士山に登ればご利益があるんだけど、
実際に富士山に登れない人のために、関東地方の各地に富士塚というのが作られたんだそうです。
そこに登れば富士山に登ったのと同じご利益が得られるんだって。
それで、明治時代に志木市に住んでた高須庄吉さんという方が、
この田子山に富士塚を作ったんだって。
志木市は商業地で経済が栄えてたこと、富士信仰に篤い人がたくさんいたことで叶ったんだって。
(パンフレットを要約しました)

このあと、敷島神社にお参りしまして

受付のおじさまたちに笑顔で見送ってもらったあと、
せっかくだから、そのままバイクで下ノ氷川神社にも行ってお参りしました。
神社はいいね。心身が身軽になる感じがする。マッサージと同じ感覚です。
そしたら境内にこんな実がいっぱい落ちてて!

知らなかった。
これ銀杏なんですね!
こんなかわいい色してるんだ!
銀杏ってよく茶碗蒸しとかに入ってるけど、私あれ苦手で、
いつも夫に食べてもらってました。
夫は銀杏好きでよく食べてるんですよ。昔はよくどっかで拾ってきたとか。
イチョウのあるとこでは銀杏の実が拾えるって話はよく聞くけど、
こんなかわいい色してるなんて知らなかったなあ…。
40歳になったけど、富士塚の見どころも、銀杏の色も知らなかった。
これからもっといろんなことを知りたいです。
パンフレットがなくても富士塚の見どころを楽しめるようになりたい。
いろんなとこにアンテナ張っておきたいなあと思ったのでした。