世の中にはいろいろな人がいて、
それぞれみんないろいろなことを考えていて、
みんないろいろな悩みごとがあると思うんだけど、
その悩みごとの9割くらいは、
この言葉で解決するんじゃないかなあと思います。
「先のことは考えない」
それができるかどうかはまた別問題なんですけどね…
なんでこんなことを考えたのかちょっと語りますね。
上野公園野外ステージでフォークジャングルというイベントに毎回出させてもらってます。
このイベント大好きで第二の故郷だと思ってるんで(いや、もはや第一の故郷かもしれない)毎回出てるんですけど、
このイベントの主催を30年以上続けてこられてるのが、松本秀房さんという方です。
この方の日記を見ると、
けっこう強い言葉で最近の世相を語っていらしたりして、
おおぅ、強い人だな……と思ったりするんですけど、
「自分の思想を決して他人に押し付けない」
というところを私は尊敬してます。
・強い思想や主義を持って発信している
・他人のことを尊重して尊敬する
このふたつを同じくらい両立させている人って私は松本さんしか知らないです。
フォークジャングルの打ち上げの席でも、
「miso soupのライブはこんなところが良かったよ、でもこんなところがちょっとアレだったよ」
って話してくださることがあるんですけど、
そのとき、必ずすごい笑顔なんですよ。とても柔らかくてとびきりの笑顔なの。
だからちょっとアレなことを言われても「じゃあどうすればいいですかね?」って相談できるの。
松本さんのそんなところを尊敬してます。
それで、フォークジャングルの出演者とお客様には、
不定期にこんなものが届くんですよ。

30年前から変わっていないっぽいタイトルロゴがいいですよね。
イベントのレポートだったり次回のお知らせだったりするんだけど、松本さんの手書きです。
私も一回書かせてもらったことがあります。私がメールで送ったのを松本さんが手書きするの。
さて本題です。
今回届いたこのフォークジャングル通信の中にこんな文章がありました。
恐らく、僕のいい面でも悪い面でもあると思うのだが、先のことは考えない。
考えないようにしている、などという方針があるのではなく、ただ考えない。
だからこそ、今年で36年目になるコンサートをこうして続けて来られたのだと思う。
目の前のものを追いかけて来たら、ここまで来ただけだ。
このあとお客様へのお礼の文章が続くんだけど、
これ、なにげにすごく大事なことを言ってるなと思ったんです。
どういう経緯でこういうことをおっしゃってるかというとね。
今回のフォークジャングルは1年ぶりの開催なんです。
本当はもっとたくさんやりたいんだけど、会場が抽選制なので、最近はなかなか当たらないんだって。
だから、せっかく来てくださったお客様に「次回は〇月にやります」というお知らせができないんです。
そのことを結構気にしていらっしゃるみたいです。ミュージシャンにとって一番大切なのはお客様やからさ。
ここで先のことを考えてしまうと、
「ああ、この先いつ開催できるんだろう。半年くらいでできればいいけど、また1年空いてしまうかもしれない。それならまだマシだ、2年くらい空いてしまったらどうしよう。いや3年くらい空いてしまうかも。そうしたらお客様が離れていってしまう…」
って、どんどん不安になっちゃうしかないよね。
(まあ私がそういうタイプの人間なんですけど)
そうなってしまったら、どこかで
「フォークジャングルなんて疲れてしまうだけだ。もうやめよう!!」
ってなってしまうことがあると思うんです。
そうならなかったから36年も続けてこられたんだって。
ここで大事なのが
「考えないようにしている、などという方針があるのではなく、ただ考えない。」
これって天才の考え方だよなあ…と思うのです。
方針だなんて思っちゃったらまた疲れちゃうもんね。
どこかの心理カウンセラーさんが言っていたのが、
「人の悩みごとというのは、過去への執着か未来への不安かどちらかしかない」
ということ。
過去のことも未来のことも「ただ考えない」ということができれば、
悩みごとなんて大幅に減るんだろうなあ。
このごろはやりのマインドフルネスですよね。自然にそういうふうになれればいいよなあ。
そんな松本さんが主催するフォークジャングル、次回は3月20日の金曜日にあります。
詳細は→こちら
桜の時期にはまだ少し早いかな?でもいい気候だといいなあ。
楽しみです!
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