とある小説が原作の実写版ドラマが今話題みたいですけど…
これは見てもないのに文句ばかり言う記事です。
好きな方がうっかり検索して見てしまっては悪いので、作品の名前は書きません。
読んでくださってる方ももし「これは私の好きな◯◯では?」と思われたらすぐ引き返してくださいね。
原作の小説は友達に勧められて読みました。
読んだときは20代だったかなあ。
長編だけど一気に読んじゃいました。
感情が揺さぶられて、めまぐるしくぐるぐるして。
好きなのに怖くて近寄れなくて、神聖で美しくて重たくて。
これだけ感情揺さぶられるのはあまりにも苦しいので、あまり読み返すことはありませんでした。
でもとても美しくて大好きな作品でした。ずっと本棚に置いておきたいような。
読んでいるあいだは、
この物語の中に入れたら…せめて実写で見ることができたら…と切望していたけど、
このような神聖な物語は、文章だからこそ書き記すことができるんだろうな、と納得していました。
実写でこの世界を表現するのは無理だよ。登場人物の◯◯さんなんか神様だもん。人間が演じることなんて不可能だよ、と。
文字だけでこんなにドラマティックに色鮮やかに表現できる作者さんを尊敬もしました。
それが今になって実写化…
あのドラマティックさは、色鮮やかさは、
生身の人間でどれだけ表現されているのだろうか?
正直ちょっと興味はありました。
監督さんだったかな?制作者のどなたかが、この作品をどれだけ好きかというインタビューも読みました。
この作品に登場する役者さんたちが、登場人物の名前を名乗って
フリートークをするラジオをたまたまやっていて、
興味あるからちょっと聴いてみましたけど。
ガッカリしたな…。
(役者さんの問題ではありません。文章だけで書かれたその人が美しすぎたという話)
今日もラジオでその作品の挿入歌が流れていたけど、やっぱりガッカリしちゃったな。
この作品を勧めてくれた友達にメールしてみたけど、返事はありませんでした。
アドレス変えちゃって届いてないのかな。それとも届いてるけど無視されてるのかな。
わからないけど元気でいるといいな。
できればガッカリしてないといいな。
それだったら話をしてみたかったな。
見てもないのに文句を言うめんどくさい人ですいませんね。
誰か見る気にさせてくれないかな。案外おもしろかったってことにならないかな。